チャンスが目の前にあるのに「転職するのは厳しい」と諦めがちなのか?
景気が後退した時期にとても多いのが、「景気が悪いから、どうせ転職は厳しい」などと、転職活動を始める前から自信を失い、転職自体をあきらめている人です。その時に報道されている景気や時代の情勢を見て、自分でハードルを高くしてしまっているのです。周囲の意見に左右されすぎて、自分の意志を決められない人もいます。
例えば、将来有望なベンチャー企業の求人があったとしても、「親が社会的に認知されている会社じゃないとダメだと言うので」と、チャンスを目の前に二の足を踏む人が多いのです。実家で暮らしているなどで、ある程度の生活基盤があり、「無理に働かなくてもいい」という背景があるのかもしれませんが、もったいないことです。
落ちて当然の転職市場では一歩一歩進んだ人が勝つ
「今、転職するのは厳しい時期ですよね?」と聞かれれば、答えは「イエス」です。例えば、応募者30人いたとして、その内1~4人しか採用されないと言われているのです。
ここで視点を変えてみましょう。宝くじにはずれたからといって、「負けた」と落ち込む人はほとんどいません。確率的にはずれて当然ですから、当たりたければまた買えばいい、という発想になるからです。
今の転職シーンも同じです。落ちて当たり前の状況だからこそ、開き直って、すぐに挑戦すればいいのです。求人が少ない時期であっても、応募できる求人は必ずあります。また、こういう時期に何度落ちても挑戦し続け、内定を勝ち取り、拡大路線の企業で活躍する人はいるのです。期待感を持って、一歩一歩前向きに進んでください。
中小企業出身者の職務経歴は転職市場でプラスに働くことも
中小企業出身の人には、「どうせ自分は中小企業出身だから」と引け目を感じる人も多いようです。ただ現実には、引け目どころかプラスになるケースが散見されます。中小企業出身の人の経歴を見ると、大手企業出身の人より転職市場で有利なスキルを持っていることがあります。
例えば、中小企業の経理職の人は「伝票の仕分けから月次・年次決算までやっていた」など、仕事の守備範囲が広いことが多いのです。一方で、大手企業出身者はいい看板を持っているけれども、作業範囲が大きく大人数で業務分担をしていることが多くあります。その分、守備範囲が狭く、転職市場では不利に働いてしまうこともあるでしょう。