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すべての希望条件を満たす会社はほとんどない

転職をしようとする人の多くは、「次の会社ではこれまでの不満をすべて解消したい」と考えています。しかし、それは正直言って大変難しいことです。

例えば、「顔がよくて、年収が高くて、優しくて・・・」と結婚相手を探したら、ほとんど見つからないでしょう。そこで、「優しければ、年収はそこそこでいい」と条件を緩めると、一気に該当異性が増えます。

これと同様に、希望要件に優先順位をつけ、譲れる条件を外しててみると応募できる企業が倍以上に増えることがよくあります。完璧な人がいないのと同様、完璧な企業はないのです。

年収は条件外にして、「落ち着いた会社」を志望し成功した例

希望条件に明確な優先順位があったからこそ、思い描いていた通りの転職に成功した事例を紹介します。Aさんは、年収1,000万円の外資系投資銀行の法人営業職で働いていましたが、先行きの不安定さに不安を感じ、転職活動を始めました。
キャリアアップを望んで年収1,000万円以上の企業への転職となると、難易度は当然上がります。

しかしAさんは、「給料が下がってでも、落ち着いて仕事ができる環境で働きたい」という気持ちを強く持っていました。
それで、年収は350万円もダウンすることになりますが、地方にある企業への入社を決めたのです。Aさんの妻も「田舎は物価が安く、給料が下がってもカバーできる」と了承してくれました。今は、自宅から車で15分程度の会社で、満足感を持ちながら働いているそうです。

希望条件を書き出し客観的に確認する

転職活動に行き詰まったら、いったん優先順位や自分の立ち位置や思考をつかむために、希望条件を書き出してみるとよいでしょう。「絶対譲れないもの」は何なのかを確認するため、書き出した条件には、必ず優先順位をつけてください。
それから書き出した条件と、ネットなどに載っている求人欄の内容を照らし合わせ、「自分の希望条件を満たす企業」を探してみてください。

焦れば焦るほど、自分のことを客観視できなくなりがちですが、この作業によって自分の条件が厳しいものかどうかが、客観的に確認できると思います。希望条件を満たす企業がまったくなかったり、あまりに少なかったりするようであれば、優先順位の低い方から条件を緩めるべきでしょう。そうすることで視野が広がり、転職活動に新たな活路を見いだせるはずです。